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ガーデニング(園芸)用語辞典

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  • はい

    胚(ハイ)

    胚とは、種子の中にある、将来植物体となる部分のこと。受精卵が成長し、分裂を繰り返すことで胚となる。

    胚は、種子が適切な環境に置かれたときに発芽し、新しい植物体へと成長することで、親植物から子植物へと遺伝情報を伝える役割がある。

    胚は一般的に①子葉(しよう)、②胚軸(はいじく)、③幼根(ようこん)で構成されている。

    ①子葉:最初の葉となる部分。双子葉植物(そうしようしょくぶつ)は2枚、単子葉植物(たんしようしょくぶつ)は1枚の子葉を持つことが多い
    ②胚軸:の間に位置する部分で、将来、茎になる
    ③幼根:将来、根となる部分

    種子が発芽するときに胚は吸水し、細胞分裂を活発に行う。すると幼根が伸びて土壌中に根を張り、次に胚軸が伸びて地上に現れ、子葉が開く。その後、胚芽(はいが)から新たな葉や茎が作られ、新しい植物体が形成されていく。

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