ガーデニング(園芸)用語辞典
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枯死
こし枯死とは、植物が生命活動を停止し、枯れてしまう状態のこと。植物が枯死する理由は様々で、水不足や過湿、日照不足などをはじめ、主に8つの原因がある。
① 水が不足すると植物は萎れてしまい、最終的には枯死する(水不足)② 過度の水やりは根腐れを引き起こし、枯死の原因となる(過湿)④ 光合成に必要な光が不足すると、植物は衰弱し、枯死する(日照不足)⑤ 極端な高温や低温は植物の細胞を傷つけ、枯死の原因になる⑥ 病害虫に感染すると植物は栄養を奪われ、枯死する⑦ 土壌が硬くなったり、栄養が不足したりすると、根がうまく張れず枯死する⑧ 老化による枯死
枯死する前の植物は、葉緑素(ようりょくそ)が破壊されて葉が黄色くなり、水分が失われると葉が茶色く変色する。根腐れは茎が黒く変色する。新しい葉が出ない、花が咲かない、葉が落ちるといった現象も起きる。
枯死させないためには、日当たりが良い場所に置き、植物の種類や生育環境に合わせて水やりをし、必要量の肥料を適切な時期に与えるようにする。温度変化が激しい場所を避け、病害虫を見つけたら適切な対策を行うことも必要である。
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