ガーデニング(園芸)用語辞典
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葉緑体
ようりょくたい葉緑体とは、植物の細胞の中に存在する緑色の小さな器官のこと。太陽の光をエネルギー源にして、二酸化炭素と水からデンプンなどの栄養を作り出す光合成(こうごうせい)を行う場である。
葉緑体は、光合成によって植物の生長に必要な有機物を合成すると、それを分解して、植物の活動に必要なエネルギーを生成する働きをする。
葉緑体は、①ストロマと呼ばれる液状の中に、平たい袋状の②チコライドを包んだ構造になっている。①ストロマには、光合成で合成されたデンプンなどが蓄えられ、②チコライドには葉緑素が埋め込まれており、光エネルギーを吸収する。
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