ガーデニング(園芸)用語辞典
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葉緑素
ようりょくそ葉緑素とは、植物の葉緑体(ようりょくたい)の中に含まれる緑色の色素のこと。緑色の色素によって、植物の葉が緑色に見えるようになる。
葉緑素は、葉緑体が光合成(こうごうせい)を行う際、最初に光を吸収する役割がある。葉緑体は、葉緑素を使って太陽の光エネルギーを吸収し、水と二酸化炭素からデンプンなどの栄養を作り出すとともに、酸素を放出して光合成を行う。
葉緑素は、緑色の葉っぱを持つ野菜や海藻に多く含まれている。例えば、野菜であればほうれん草、小松菜、レタス、ブロッコリーなどがあり、海藻は、わかめ、ひじき、あおさなどがある。
葉緑素には、下記の効果があるとされている。
①体内に蓄積された有害物質を排出する「解毒作用」②活性酸素を除去する「抗酸化作用」③赤血球の生成を促進する「造血作用」④体内の悪臭を消す「消臭作用」
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