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ガーデニング(園芸)用語辞典

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  • 胚のう
    はいのう

    胚のう(ハイノウ)

    胚のうとは、種子植物の胚珠(はいしゅ)の中に存在する雌性配偶体(しせいはいぐうたい)のこと。

    将来、種子になる部分の中で、卵細胞を含む袋のような物を指す。

    胚のうは、花粉からやってきた精細胞と卵細胞が受精する場で、受精した卵細胞は、胚(はい:将来の植物体)に成長し、新しい植物体へと育っていく。

    胚のうの構造は、一般的に①卵細胞、②助細胞(じょさいぼう)、③極核(きょっかく)、④反足細胞(はんそくさいぼう)で構成されている。

    ①卵細胞:受精して胚となる細胞
    ②助細胞:卵細胞を補助する細胞で、花粉管の誘導にかかわると考えられている
    ③極核:2つの核が融合した物で、受精すると胚乳(はいにゅう)となり、胚に栄養を供給する
    ④反足細胞:胚珠の珠孔(しゅこう)と呼ばれる開口部側に位置し、養分を供給する役割があると考えられている

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