ガーデニング(園芸)用語辞典
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中間地
ちゅうかんち中間地とは、寒すぎず暑すぎない温暖な地域のこと。日本の年平均気温の観測値から分類された5つの地域区分のひとつである「温暖地」(おんだんち)の別名。年平均気温が12〜15℃の地域で、北陸、関東、東海、近畿、中国の他、東北地方の一部が含まれる。
中間地の気候は、日照時間が長く、年間を通して気温が安定しており、寒暖差が小さい。また、降水量が比較的多いため、植物の生育に適した地域で、様々な種類の野菜や果物、「花卉」(かき)などの栽培に適している。さらには、作物の栽培期間が長く、複数の作物を連作できる特徴もある。
その一方、暖かい気候のため、害虫の繁殖が増え、農作物への被害が大きくなる可能性があり、高温多湿な環境下では、植物の病害を引き起こす原因になるデメリットがある。
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