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ガーデニング(園芸)用語辞典

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  • 反足細胞
    はんそくさいぼう

    反足細胞は、被子植物胚珠(はいしゅ)の中で、胚のうを構成する細胞のひとつ。胚のうは、将来、種子となる部分で、卵細胞(らんさいぼう)や助細胞(じょさいぼう)など、受精や種子の形成に必要な様々な細胞を含んでいる。

    反足細胞の役割は完全には解明されていないが、①養分供給、②胚のうの形態形成、③シグナル伝達など、いくつかの説が提唱されている。

    ①養分供給
    胚のうの合点側(珠孔:しゅこうの反対側)に位置し、胚乳(はいにゅう)への養分供給に関与している可能性が考えられている。

    ②胚のうの形態形成
    胚のうの形態形成に何らかの役割を果たしていると考えられている。

    ③シグナル伝達
    周囲の細胞との間でシグナルをやり取りし、胚のうの発育を制御している可能性がある。

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