ガーデニング(園芸)用語辞典
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楯状毛
たてじょうもう楯状毛とは、植物の表皮に生える毛の一種で、その形状が盾の形に似ていることから名付けられた。
楯状毛は、平らで広がった盾のような形をしている。多細胞で構成されており、細胞が何層にも重なって盾状の構造を形成。植物の種類や生えている部位によって機能は様々だが、一般的には植物体を外的要因から保護し、太陽光を反射して、植物体内の温度上昇を抑える働きがある。
特殊な物質を分泌し、昆虫などを寄せ付けない、あるいは逆に誘引するなどの働きをすることもある。
楯状毛の品種は、シソ科の植物に多く見られる。ローズマリーやラベンダーなどのハーブの表面には、特徴的な楯状毛が生えている。
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