ガーデニング(園芸)用語辞典
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苔玉
こけだま苔玉とは、植物の根を土で丸く包み、その周りを苔で覆った物。盆栽の根洗い(ねあらい)を簡略化したような物で、インテリアとしても人気がある。
苔玉は鉢植えに比べて場所を取らないため、手軽にガーデニングを楽しめる他、苔の緑と植物の緑のコントラストが美しく、癒し効果も期待できる。
苔玉を作るには、シダ植物、コケ植物、多肉植物などの根を使い、スナゴケ、ハイゴケなどの苔を使う。丸形だけでなく、楕円形や四角形など、様々な形にすることができる。
苔玉を育てる方法は、直射日光を避け、風通しの良い半日陰の場所に置き、苔が乾かないように毎日、霧吹きなどで水やりをする。苔が枯れ、根が土から出てきたら、植え替える必要がある。
苔の種類によっては日当たりを好む品種もあり、また水やりのしすぎは根腐れの原因になる。夏の高温多湿や冬の寒さにも注意が必要。
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