ガーデニング(園芸)用語辞典
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混合花芽
こんごうはなめ混合花芽とは、ひとつの芽から花と葉が同時に生じる状態、またはひとつの枝に花芽(はなめ)と葉芽(はめ)が混在している状態のこと。
混合花芽は、遺伝的に混合花芽を作りやすい性質を持っている品種に発生し、温度、光、水分などの環境条件が、花芽形成に影響を与え、混合花芽が生じる場合がある。植物ホルモンのバランスが崩れることで、花芽と葉芽の形成が同時に起こることもある。
混合花芽の品種には、カキ、キウイ、ブドウなど、多くの果樹で見られる。バラは、ひとつの枝に花芽と葉芽が混在している。
混合花芽は誤って切り落とすと翌年の花つきが悪くなることがあるため、剪定のタイミングや方法に大きく影響する。また、果樹の場合、混合花芽の状態によって、収穫量や果実の品質が変化する。
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