ガーデニング(園芸)用語辞典
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地植え
じうえ地植えとは、植物を花壇や庭、畑などの地面に直接植えることを言う。
地植えした植物は土の量に制限がなく、根を広く、深く張れるため大きく育てることができる。また、土壌に水分が含まれているため、植物によっては根付いてから水やりの必要がなく、雨水だけで足りる場合がある。
なお、よほど乾燥して、夏の日照りが続いたときは土壌に含まれた水分が蒸発しやすいので、定期的な水やりが必要。さらに、土壌には栄養分が豊富に含まれているため、頻繁に肥料を与える必要がないことから、手入れに手間がかからないというメリットがある。
ただし、繰り返し同じ土壌を使うことになると、以前育てていた植物の根が混ざっており、害虫やウイルスが潜んでいることがある。この場合、植物を植え付ける前に、土を掘り起こしてふかふかの状態にし、腐葉土や肥料を混ぜ合わせて栄養のある土壌に改良する必要があり、労力を要する。また、植物は一ヵ所に植えっぱなしになるため、病害虫の被害にあいやすいというデメリットもある。
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