ガーデニング(園芸)用語辞典
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割り接ぎ
わりつぎ割り接ぎとは、接ぎ木の一種を意味する。台木の茎の中心を半分に割り、そこに茎部分を良く切れるナイフでV字にカットした穂木を台木の形成層と合わせるようにして差し込む。最後に接続部分の周りをテープで巻いて固定し接ぐ方法。この手法は、果菜類であるトマトやナスなどの野菜や、マツやツバキなどの樹木の接ぎ木の際に行なわれる。
接ぎ木には、他にも「切り接ぎ」や「挿し接ぎ」、「合わせ接ぎ」、「呼び接ぎ」など様々な手法がある。挿し木や株分けで増やすことが難しい植物も増やすことが可能。開花から結実までの期間の短縮が可能なことや、台木を選ぶことで病気や暑さに抵抗性を持たすことができる点などのメリットがある。
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