ガーデニング(園芸)用語辞典
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ワッカ症
わっかしょうワッカ症とは、ダイコンの根部に黒いリング状の斑紋が生じることを意味する。
葉に発生したダイコン白さび病菌が発生原因であり、菌の胞子が根へ移動することで、本症を引き起こす。播種後50日頃から発生し、収穫期に被害を受けることが多く、主に地表面に露出した根部(青首部)や土中の浅い根部に生じる。
斑紋は輪部のぼんやりした淡い黒色の円〜楕円形をしており、5〜10mm程の大きさの物がよく見られるが、1〜3cm程の物もある。なお、深さは1〜2mm程の表層部に限られているため、根の内部まで進展することはない。
また、防除方法として薬剤の散布が有効的であり、潜伏期間を考慮し間引き後10〜30日後に2回散布を行なうとよい。
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