ガーデニング(園芸)用語辞典
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早生
わせ、そうせい早生とは、生育期間が短く早期に収穫ができる作物品種を意味する。
作物は収穫時期以外に収穫される物を高く評価することが多く、収穫時期に関連した開花や結実、成熟の早晩性は作物栽培上重要な特性となっている。
品種の早晩性は早生の他に、収穫期の遅い「晩生(おくて)」、早生と晩生の中間にあたる「中生(なかて)」に分けられる。さらに細かく分ける場合もあり、早生よりも早く収穫できる物を「極早生(ごくわせ)」、晩生よりも収穫期の遅い物を「極晩生(ごくおくて)」と言う。
一般的に早生は生育期間が短いため、晩生の物と比べ背丈が低く収量も低い。しかし、大雨や低温などの気象条件下では、早生の方が有利となる。なお、育てる作物によって早晩性の特徴が異なるため、注意が必要である。
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