ガーデニング(園芸)用語辞典
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若木
わかぎ若木とは、芽生えてからまだ年数が多く経っていない、樹齢の若い樹木のことを意味する。同様の意味を表す言葉に、「幼木」、「幼樹」、「稚樹」などがある。反対に、じゅうぶんに成長した樹木のことは「成木」と言う。
若木の幹はまだ細く、根がしっかり付いていないために、強い風で倒れたり、幹が揺れて細かい根が切れたりすることがある。そのため支柱を添えて支えてやることが必要。また、雪の多い地域では、若木が雪の重みで倒されてしまうことがある。雪解けの時期に、倒れた若木を起こしまっすぐに育つよう支えてやる作業を「雪起し」と言う。
「矯める(ためる)なら若木のうち」ということわざがあり、樹木は若木のうちがやわらかく整えやすい。そのことから、人も、欠点を直すには柔軟性のある幼いうちが良いとの意味で用いられる。
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