ガーデニング(園芸)用語辞典
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ワーディアンケース
わーでぃあんけーすワーディアンケースとは、ガラスやプラスチック、ビニール等で作られた室内用のフレームケースを意味する。「グリーンボックス」、「ガーデンケース」とも呼ばれ、寒さや乾燥から植物を守ることができる室内温室として利用されている。
ワーディアンケースという名称は、大航海時代のイギリス人外科医ワード氏に由来する。彼は、英国からオーストラリア行きの船の中にシダを入れたガラス製の密閉ケースを乗せた。6ヵ月間、ケースは開けず水も与えず航海させたが、シダは緑色のまま生き生きとしていた。このワード氏のケースがワーディアンケースの原型である。
ワーディアンケースに加温や加湿、照明等の機能が付いた物もあり、加温器具で室内を適温に保つことで冬でも植物を生長させることができる。このような栽培法を「加温栽培」という。
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