ガーデニング(園芸)用語辞典
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ロックガーデン
ろっくがーでんロックガーデンとは、イギリス式庭園に見られる造園のひとつ。高山植物や山野草を平地でも栽培できるように、岩石や粗い砂を組み上げて作る植え込み場所のことを意味する。
ロックガーデンは大きな石や荒砂、瓦を積み重ねて深い層を作り、植栽した植物の根を伸長させる点に特徴がある。通水・通気をしながら高温に影響を受けないようにすることがポイント。そのため、高温多湿が苦手な高山植物でも低地の気候に合わせて生育ができるようになる。ロックガーデンは、高い所には乾燥を好む多肉植物、コニファー、ハーブ類、低い所には湿った環境を好むシダ類、山野草、そして中間地点には球根植物や草花など鉢植えなどで使用する花などを採用するのもオススメである。
ロックガーデンを作る際は雨の少ない春植えの時期を選び、植え込みが終わったあとにじゅうぶんに潅水をしておくことで、その後の潅水や施肥が必要ない状態となる。
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