ガーデニング(園芸)用語辞典
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露地挿し
ろじざし露地挿しとは、挿し木の手法のひとつで、覆いのない地面(露地)に、増やしたい植物の枝や芽などを直接挿して栽培する方法を意味する。挿し木は、同じ植物を手軽に増やすことができる方法である。
挿し木を行なう場合、育成に適した土を入れた鉢やビニールポット、トレーなどの「挿し床」を利用することが多い。挿し木の用土としては、赤玉土、鹿沼土、川砂、バーミキュライトといった清潔で水はけと水持ちが良く、肥料分がない土が適している。
しかし、日当たりが良く、水はけと水持ちが良い場所であれば、庭や畑などの地面(露地)に直接挿して育てることも可能である。このような挿し木の方法を「露地挿し」あるいは「直挿し」と言う。マツバボタン、キョウチクトウ、ヤナギなど、根が出やすい植物は露地挿しに向いている。
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