ガーデニング(園芸)用語辞典
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連作障害
れんさくしょうがい連作障害とは、同じ場所で同じ種類の植物を繰り返し栽培することで起こる障害のことを意味する。「忌地(いやち)」とも呼ばれる。
同じ場所で同じ植物を栽培することを「連作」と言う。これを行なうと特定の植物にのみ寄生する病原菌が土に残ってしまう。新しく植物を育てようとしてもすぐに病気にかかったり、土壌中の栄養が不足もしくは過剰になったりするなどの障害が起こる。さらに、病害虫が増えることによって植物が生育不良を起こし、悪化した場合には枯れてしまうこともある。
このような連作障害を防ぐためには、一年毎に植物の栽培場所を変えると良い。また、「輪作(りんさく)」と呼ばれる様々な種類の植物をローテーション方式で栽培するのも効果的。有機質素材を投入して土壌消毒を行なうなどの対策を講じる必要もある。
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