ガーデニング(園芸)用語辞典
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輪生
りんせい輪生とは、植物の茎の同一節に3枚以上の葉が輪状に付くことを意味している。「輪生葉序(りんせいようじょ)」ともいう。
植物の葉の付き方のことを「葉序(ようじょ)」と言い、輪生もそのひとつである。輪生の他に、ひとつの節に2枚の葉が向かい合うように付く「対生葉序(たいせいようじょ)」、ひとつの節に1枚だけ決まった角度で葉が付く「互生葉序(ごせいようじょ)」がある。輪生の葉は茎の周りをほぼ等間隔で囲むように生える。葉が3枚付く物を「三輪生」、4枚付く物を「四輪生」と言うが、それよりも多い葉が付く場合は数で呼ばれることはあまりない。
中には、輪生のようにひとつの節に複数の葉が付いているように見えても、実際にはそれぞれの葉の付いている位置が少しずれている「偽輪生(ぎりんせい)」という物もある。
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