ガーデニング(園芸)用語辞典
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鱗茎
りんけい鱗茎とは、植物の養分の貯蔵器官としての役割を持つ、球根の一種を意味する。球根はその形状によって分類され、「鱗茎」、「球茎」、「塊茎」、「根茎」、「塊根」の5種類。
鱗茎は、短くなった茎に多肉の葉が重なり合ってできた球体状の物である。また、鱗茎を形作る一枚一枚の葉は「鱗片」と言う。さらに鱗茎は、球根の外側が外皮でおおわれた「有皮鱗茎」と、外皮を持たない「無皮鱗茎」に分けられる。有皮鱗茎の植物は、アマリリスやチューリップ、ヒヤシンスなど。無皮鱗茎の球根にはユリなどがあるが、表面が外皮で保護されていないため乾燥に弱く、保管の際は、ピートモスやおがくずを湿らせた物に包んでおくと良い。
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