ガーデニング(園芸)用語辞典
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緑肥
りょくひ緑肥とは、畑で育てた植物を土と一緒に耕し、次に育てる植物の肥料とする方法のこと。緑肥をすることで土壌中の有機物が増え、微生物がよく繁殖するようになる。その他、土壌中の微生物のバランスが良い状態に保たれることで病害虫を防ぐことに繋がる。また、土の保水力や水はけが良くなる等のメリットも。
緑肥は、収穫したい作物である主作物を栽培する前に作付される「後作緑肥」、主作物の休閑中に作付する「休閑緑肥」、主作物の畝(うね)と畝の間に緑肥作物のタネをまいておき、主作物の収穫後に日光を浴びて生長するように栽培する「間作緑肥」、夏に主作物を収穫したあとに作付し、翌年の春に鋤き込む「越冬緑肥」に分けられる。
緑肥にするために栽培される植物のことを「緑肥作物」という。緑肥作物として栽培される植物にヒマワリやライムギ、クローバー、レンゲソウ、ダイズ等が挙げられる。
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