ガーデニング(園芸)用語辞典
- 小
- 中
- 大
-
緑枝ざし
りょくしざし緑枝ざしとは、その年伸びた枝を切り、それを土に挿して栽培し、植物を増やすにする方法のことを意味している。最も一般的な挿し木の方法。「緑枝挿し」と表記されることも。
落葉し、休眠状態にある枝を挿して行なう「休眠ざし」がある。この方法とは違い、緑枝ざしは葉が付いた状態で挿し木し、光合成をさせながら発根させる。そのため、ゆっくりと発根する「休眠ざし」よりも発根するまでの期間が短いと言うメリットがある。ただし、葉から水分が蒸散するため、用土には十分な水分が必要。そこで緑枝ざしをする際に、挿し木をしたポットをビニールで覆ったり、ペットボトル等のプラスチック容器の中で挿し木をしたりする。これを「密封挿し」と呼ぶ。覆うことで水分が蒸発しにくくなるため、挿し木をした用土の湿度を高い状態で保つことで、発根を促すことができる。
全国から植物園を検索
全国からご希望の都道府県を選択すると、各地域の植物園を検索できます。