ガーデニング(園芸)用語辞典
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利用率
りようりつ利用率とは、施した肥料の成分のうちどのぐらいが野菜に吸収されたかを示す数値のことを意味する。「吸収率」、「肥効率」とも言う。
肥料は野菜の生長に不可欠な物であるが、肥料を多く施せば施す程収穫量が上がると言うわけではない。また、施した肥料が100%野菜に行き渡るわけではなく、雨で流されたり、土中に残ったり、ガスになったりすることも頭に入れておくことが必要。そのために肥料の利用率を割り出し効率の良い施肥を行なうことが重要なポイントである。
利用率は土壌条件、作物の種類、肥料のやり方、肥料の種類により様々。それゆえ、肥料を施す際は利用率を参考にし、同時に、利用率を高める土づくりなど、収穫量を上げるための工夫も施すと良い。一般に、有機肥料の利用率は化学肥料よりも高い。
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