ガーデニング(園芸)用語辞典
- 小
- 中
- 大
-
硫酸カリ
りゅうさんかり硫酸カリとは、一般に48%のカリを含むカリ肥料のことで、明礬(みょうばん)やガラスの原料としても用いられている物のことを意味する。また、硫酸カリは水には溶けるがアルコールには溶けないという特徴を持つ。
ちなみにカリとは「肥料の三大要素」と呼ばれる、窒素、リンと並ぶ重要な肥料のひとつで、施肥した際に大きな効果を現す。これら3つの肥料は様々な肥効を持つが、カリ肥料は主に根や茎の発育を促す効果があるため「根肥え(ねごえ)」とも呼ばれている。
カリが不足すると古い葉に症状が現れ、葉の先や縁が黄色くなったあとに褐色になり枯れてしまう。しかし、カリを過剰に施すと窒素、カルシウム、マグネシウムの吸収を妨げることがあるため、施肥量に注意する必要がある。
全国から植物園を検索
全国からご希望の都道府県を選択すると、各地域の植物園を検索できます。