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ガーデニング(園芸)用語辞典

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  • 離春化現象
    りしゅんかげんしょう

    離春化現象とは、植物が低温環境に置かれることで花芽分化が誘導される過程(春化現象)で、急激な高温にあうことにより花芽分化の誘導効果を失うことを意味する。「脱春化」や「ディバーナリゼーション」ともいう。
    とう立ちをし始めた植物をとう立ちさせないようにできることから、この作用を使った栽培方法が存在する。例えばこの離春化現象を利用して栽培する物に「春どりダイコン」がある。冬から春にかけてのダイコン栽培は、夜間にうけた低温により花が咲いて種子に栄養が行き、根にすが入ってしまったり、短く太らなくなったりしてしまう。これを避けるために、畑にマルチとビニールトンネルを張って、トンネル内を日中に25℃程度で4〜6時間程の高温管理をする。何日か続けて与えることで、脱春化を作用させることができるのである。

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