ガーデニング(園芸)用語辞典
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ラン
らんランとは、熱帯を中心に世界中に広く分布し2万以上の種類を持つラン科植物の総称を意味する。生息地によって大きさや葉、茎の形などは様々であるが、花の形は左右対称。
ランは種類が多いため、一般的に日本や中国を原産とする物を「東洋ラン」と言い、その他の物を「洋ラン」と言い区別している。東洋ランとして、春蘭や寒蘭、洋ランとして胡蝶蘭やカトレアなどが挙げられる。
また生育の仕方も様々で、地に根を張り地中から水分や養分を吸収して育つ「地生ラン」と、樹木の幹や岩などに張り付いて育つ「着生ラン」とがある。着生ランは樹木から養分を奪うことはなく、雨や霧が発生したときにできる水滴を根や厚い葉に蓄えることができる。
このようにランの種類によって生育方法が異なるため、適した環境や用土で栽培することが重要。
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