ガーデニング(園芸)用語辞典
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落蕾
らくらい落雷とは、帯電した積乱雲などと地面や建物の間に起こる放電で、しばし強烈な光と音を伴いながら起こる自然現象のことを意味する。高い木や人体にも被害が及ぶことがあるため普通は歓迎されない。一方で、「雷が多い年は豊作になる」と言う古くからの言い伝えもあり、実際にそれを裏付けるような研究、実験も行なわれている。
稲のみならず植物の生長には窒素、リン酸、カリウムは欠かせない。雷により放電が起こることで、空気中に多量に存在する窒素が分解され酸素と結び付き、窒素酸化物が生成される。そしてこの窒素酸化物が水に溶けて雨となって稲に降り注ぐと、稲の肥料となる。
稲のみならず数種類のキノコの収穫量にも落雷が影響を与えることが解ってきたため、これらを人工的に行ない、生産量を向上させるための研究が進められている。
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