ガーデニング(園芸)用語辞典
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ライフサイクル
らいふさいくるライフサイクルとは、生物の周期のひとつを表し、生物の個体の発生から次世代の個体の発生まで、ひと通りの変化の過程を表す周期性のある現象のことを意味する。主に生殖についての順序や時期を表すために使われ、通常はひとつの環状の図で表される。個々の生物において減数分裂の起こる順序、生殖細胞や生殖器官、配偶子のでき方、核融合の起こる時期、世代交代の仕方などを示している。「生活環」と同義。植物においては、胞子の発芽から始まり、有性生殖後、受精卵が作られ、それが発芽し胞子体となり胞子を作るまでの周期のことを示す。
ライフサイクルは植物の種類によって細かい部分が異なっている。これは、植物が長い歴史の中で必要に応じて進化したり退化して消滅したり、あるいは修正を加えたりしながら、子孫を残すために環境に適応するべく変化し多様化してきたことを表しているといえる。
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