ガーデニング(園芸)用語辞典
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ヨトウムシ
よとうむしヨトウムシとは、雑食性で様々な農作物に寄生し食害するヨトウガの幼虫のことを意味する。若い内は淡緑色をしており、生長すると30〜40mm程になり淡褐色、灰黄色、暗褐色などに変色する特徴がある。飛んできた成虫によって植物の葉に卵が産み付けられ、5〜6月、9〜10月の年に2回発生。葉の裏に産み付けられた卵がふ化するとそのまま葉を食い荒らし、その後徐々に分散して土壌中に隠れる。日中は土壌中に隠れ、夜になると活動を始め葉を食害することから「夜盗虫(よとうむし)」と呼ばれている。ヨトウムシに食害されると、ひどい場合には一晩でキャベツなどの葉菜類の葉脈のみを残して食い荒らされてしまう。
対処法は、昼間は土壌中に隠れ見付けるのが困難なため、ふ化直後の葉の裏側に群棲しているときを狙って防除すると良い。
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