ガーデニング(園芸)用語辞典
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抑制栽培
よくせいさいばい抑制栽培とは、晩期出荷を目的として作物の生育時期・熟期を普通の露地栽培よりも遅らせて栽培する方法を意味する。本来の出荷時期ではない頃に出荷するため、商品価値を高めることができる栽培方法。
標高400〜700m程の高冷地や高緯度地方など、夏季の冷涼な気候を利用して栽培する場合や、温室やビニールハウスなどの施設を利用して栽培する場合がある。特に野菜や花など園芸で行なわれることが多く、中でもトマトやナス、キュウリなどが知られている。
一方で、作物の収穫期を通常よりも早める目的で、温室・温床を使用して栽培する「促成栽培」という方法もある。抑制栽培とは対照で用いられるが、ともに作物を長い期間供給することができ、役立てられている。
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