ガーデニング(園芸)用語辞典
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洋ラン
ようらん洋ランとは、ラン科植物で主に熱帯アジアや熱帯アメリカで自生する植物を意味する。
世界中に広く分布しているランは種類がとても多い。そのため、日本や中国が原産の物は「東洋ラン」と呼ばれ、それ以外の「洋ラン」と区別されている。
ランには、地に根を下ろして生育する「地生ラン」と、木や岩肌に根を張りくっ付くようにして生育する「着生ラン」とがあり、洋ランの多くは着生ランである。着生ランの根は露出していて空気を好む性質を持つことから、一般的な植物を育てるための園芸用土ではうまく育たない。そのため水苔を使用することが多く、その他軽石やバークなどの植え込み材料も用いられる。
また、着生ランは根が濡れたり乾いたりを繰り返すことを好むため、鉢内がじゅうぶんに乾いてから水やりをする必要がある。一方、地生ランは水を好むため湿り気のあるうちに水やりをするのが望ましい。
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