ガーデニング(園芸)用語辞典
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葉脈
ようみゃく葉脈とは、葉の本体である葉身に広がる線状の維管束を意味する。葉脈は、葉を丈夫にしている他、根から吸収された水分や養分の通り道としての役割を持っている。中でも、一番太い葉脈は、「主脈」という。この主脈の分布の仕方は3タイプに分類することができ、「二又脈(ふたまたみゃく)」、「網状脈」、「平行脈」がある。二又脈は、「二叉脈(にさみゃく)」とも呼ばれ、葉脈が繰り返し二又に分かれる原始的な脈系。シダ植物や裸子植物で見られ、イチョウの葉がそうである。網状脈は、網目状の脈系を指し、キンモクセイなどの双子葉植物や一部サトイモなどの単子葉植物の葉でも見られる。平行脈は、主脈が交わらず平行に分布しており、ユリやササなどの単子葉植物の葉で見られる脈系である。
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