ガーデニング(園芸)用語辞典
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熔成りん肥
ようせいりんぴ熔成りん肥とは、20%のりん酸を含む肥料のことを意味する。「熔りん(ようりん)」と省略して呼ばれることもある。りん酸とは「肥料の三大要素」と呼ばれる、植物の生育に欠かせない「窒素、りん酸、カリウム」の3つの肥料のうちのひとつ。主に、花や果実の生育を促進させる働きがあり「実肥え」とも呼ばれている。
また、熔成りん肥は「く溶性」と呼ばれる、水には溶けずクエン酸に溶けるという性質を持つ。土に施してから時間をかけて溶け出すため、肥料の効果の現れ方はゆるやかだが、効き目は高く持続性に優れている。
酸性土壌や火山灰土壌などの土壌改良の他、水稲、野菜、果樹などの作物の生育を促進させるために使われるなど用途は様々である。
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