ガーデニング(園芸)用語辞典
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有機農法
ゆうきのうほう有機農法とは、農薬や化学肥料といった化学的に合成された肥料を使用せず、植物や動物から作られる堆肥や米ぬか、魚粉といった有機質肥料を使う栽培方法のことを意味する。「有機栽培」「有機農業」とも言う。
日本では1970年代(昭和45年〜)の高度経済成長において大量生産、効率化が進歩・発展し、土壌消毒や病害虫の防除等で農薬や化学合成肥料が大量に投入されていた。当時は公害問題も重なり食の安全性に対する不安や不信が増大していた頃。このような背景のもと、有機農法は農薬、化学肥料を排除し環境への負担をできる限り軽減させた栽培方法として取り組まれたのである。
有機農法によって作られた農作物を「有機農作物」と言い、一定の農場で一定期間以上無農薬無化学肥料で栽培される農作物に「JASマーク」を付けることができる。JASマークのない物は有機農産物としては販売することができない。
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