ガーデニング(園芸)用語辞典
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焼き土
やきつち焼き土とは、植物の栽培の際に使用する土が持つ病気や害虫からの被害を予防し、雑草の種の発芽を防ぐために土を焼いて行なう消毒方法を意味する。またその方法によりできた土のこと。「焼土(しょうど)」とも呼ばれている。
焼き土は鉄板などの上で湿った土を混ぜながら熱し、蒸気が上がったらむしろで覆って一定時間温度を保ち作られる。土を焼くことによって病害虫などは死滅するが、加熱をし過ぎると土の持つ有効な微生物や菌まで殺してしまう。そうなると植物栽培に適さなくなるため注意が必要である。家庭ではフライパンで少量ずつ焼いたり、電子レンジで加熱したりする。家庭で大量に焼き土を行なうことは困難であるので、黒いビニール袋に土を入れて日光に当てることで効果を得ることもできる。
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