ガーデニング(園芸)用語辞典
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もみ殻くん炭
もみがらくんたんもみ殻くん炭とは、もみ殻を炭化させた有機物の改良用土を意味する。有機物のため、基本用度の通気性や保水性を向上させ、土中の微生物を活発にさせて土壌改良を行なう働きがある。
pH(ペーハー)値が8〜10とアルカリ性のため、用土への混合は10%程が目安。酸性土壌を中性へ中和するための矯正にも利用されている。
植え付けの際に用土に混ぜ込み土壌改良を目的に用いられることが多いが、すでに植え付けた植物の株もとに撒いて、乾燥防止に利用することもできる。もともと炭であることから色が黒く、太陽光を吸収し土の湿気が蒸発するのを防ぐ役目も果たす。
もみ殻くん炭は園芸店で購入できる。もみ殻があれば自宅でも作ることが可能。よく乾燥させたもみ殻に火を付け、表面が黒く炭化したら水をかけて火を消す。その後しっかり乾燥させてから使用する。
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