ガーデニング(園芸)用語辞典
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元肥
もとごえ、もとひ元肥とは、植物の植え付け時に施す肥料を意味する。一方、この元肥が消費されたときに追加する肥料のことを「追肥」と言う。
植物が必要とする肥料成分のうち、最も大切な要素は「チッ素」、「リン酸」、「カリ」の「肥料の三要素」だ。これに次ぐ重要な中量要素は「カルシウム」、「マグネシウム」、「硫黄」。さらに「塩素」、「ホウ素」、「鉄」、「マンガン」、「亜鉛」、「銅」、「モリブデン」、「ニッケル」など微量要素も必要である。元肥として与える肥料にはこれらの三要素、中量要素、微量要素をバランス良く施すことが大切。中でも三要素のひとつであるリン酸は、細胞が著しく増加する植物の初期生育に必要不可欠な成分である。土にリン酸が固定されることも見込んで、元肥にはリン酸が多めに含まれた肥料を選ぶと良い。
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