ガーデニング(園芸)用語辞典
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モザイク病
もざいくびょうモザイク病とは、細菌よりもさらに微細なウィルスによって起こる病気で、非常に多くの植物や野菜に発生する。別名「ウィルス病」とも言う。
アブラムシによって感染することがほとんどで、発生時期は通年だが、アブラムシの発生する春から秋に多く見られる。初期段階では、葉の先に斑点が出たり、葉脈の色が薄くなりモザイク状の模様になったりする。これが進行すると株全体に広がり、萎縮してねじ曲がる、葉が縮んで落葉するといった場合もある。
モザイク病を発病しても適用の薬剤はないため、感染した株は球根ごと焼却処分し、使用したハサミやナイフは消毒して感染を広げないことが重要。また、幼苗の時期から防虫ネットで被覆するなど、害虫を寄せ付けない対策や周辺を含めた除草なども効果的である。
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