ガーデニング(園芸)用語辞典
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芽もの
めもの芽ものとは、発芽したばかりの植物の芽を食用とする野菜を意味する。人工的に光を遮断し、光合成を阻むことで白くやわらかく軟化させた物や、少し光を取り入れ緑化する物など、育て方は様々である。
芽ものの代表格である「カイワレ」には程良い辛味があり、料理の名脇役として昔から親しまれてきた。その歴史は日本の平安時代にまでさかのぼり、当時は貴族たちに食された高級食材であった。芽ものは「スプラウト」や「新芽野菜」などとも呼ばれ、ビタミンやミネラルなどを豊富に含んでいる。その栄養価の高さが注目されるようになり、栽培される種類もブロッコリーやガーデンクレス、赤キャベツ、カラシナ、マメ類の種を利用したビーンズスプラウトなど多様化している。
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