ガーデニング(園芸)用語辞典
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密植
みっしょく密植とは、花壇やコンテナなどの一定面積の土地に、間隔を開けずに植物を密に植えることで、植付本数を多くすることを意味する。限られた場所でも多くの数を栽培することができるため、作物の収量を上げることができる。
例えばタマネギやオクラ、ミニ大根などの栽培や、ガーデニングを行なう際に草花を密植させることで庭の園路を隠すことなどに使われる。一方で、植物に光や養分が行き届きにくく貧弱になりやすい。また、過繁茂により日光不足や風通しの悪さから多湿条件になりやすく病害虫の発生しやすいといったデメリットも生ずる。
密植の対義語として、植物をまばらに植える「疎植」という植え方があり、省力・低コストで行なうことが可能である。なお、疎植は主に田植えの際に使われる。
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