ガーデニング(園芸)用語辞典
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水鉢
みずばち水鉢とは、水生植物を植える装飾鉢の一種を意味する。
一般的に「水鉢」と言うと、寺社などに備えてある口などをすすぐための水を配した「手水鉢(ちょうずばち)」のことを指す。園芸においての「水鉢」とは、水草やメダカなどを観賞用として楽しむ鉢のことや、まれに、植物を移植する際に茎まわりに作る水貯め用のくぼみのことを言う。
光や川といった自然風景を庭に再現する「ウォーターガーデン」は、場所の確保や投資資金も莫大となる。しかし、水鉢であればベランダや部屋でも気軽に水辺の風景を作り出すことができる。水の中でゆらゆら揺れる水草や優雅に泳ぐ金魚を眺めることは癒やしとなり、夏には涼しげな風景を演出することも可能に。また、こうした小さなウォーターガーデンは「水鉢ビオトープ(生物空間)」と言われ、癒やし効果はもちろんのこと、環境保護への着目という点でも注目を集めている。
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