ガーデニング(園芸)用語辞典
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水あげ
みずあげ水あげとは、切り花を長持ちさせるために、茎の切り口を水に浸して水を吸い上げさせることを意味する。
植物は葉から多くの水分が蒸発し水不足になるとぐったりとして弱ってしまう。そのため、切り花を長持ちさせるためには水分を失わせないことが重要となる。そこで植物に水分を吸水させるために行なうのが水あげである。
水あげにはいくつかの手法があるが、中でも「水切り」と呼ばれる物が一般的。水切りは、清潔な水の中で茎を斜めに切り、そのまま水中に浸して吸水させる方法である。斜めに切ることで、切り口の断面積が広がり水の吸い上げが良くなる。さらに、植物の茎にある水を吸い上げるための「導管/道管(どうかん)」を潰しにくい。
このような水あげ方法の他、水の吸水を良くするために手で折ったり、根もとを焼いたり叩いたりする方法もある。
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