ガーデニング(園芸)用語辞典
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待肥
まちごえ待肥とは、植え付けた苗をしっかりと根付かせ、早く元気に生育させるために施す肥料のことを意味する。「根付け肥(ねつけごえ)」とも言う。通常、苗を定植する4〜5日前くらいに穴を掘り、その中に肥料を施す。このような作業をしておくことで、しっかりと根付いた花や作物などは丈夫に育ち病害虫などの被害も受けにくくなる。
また、夏野菜のキュウリ、ナス、トマトなどの苗を植える場合、3月頃に栽培準備として、苗を植え付ける場所に深さ70cm程の溝を掘る。溝の中には牛糞堆肥や化成肥料が何層にもなるように埋めておく。そうすることで、深く広く伸びた夏野菜の根は、この待肥のお陰で夏の厳しい暑さにも負けず、元気に育つことができる。
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