ガーデニング(園芸)用語辞典
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真砂土
まさつち真砂土とは、関西地方から中国地方にかけての主に西日本で多く産出される極めて一般的な土で、花崗岩(かこうがん)が風化してできた土を意味する。「まさど」、「まさご」と呼ばれることもある。
細かい粒子からなる真砂土は粘土質になりやすいことから、排水性や通気性において他種に劣ることがある。そのため真砂土を購入する場合、微塵(みじん)の少ない物を選ぶか微塵を取り除くのが望ましい。また栄養分が含まれていないため、一般に真砂土を用いて植物を生育する際には、単体で利用しない。堆肥や腐葉土、軽石などを混ぜ込むことで、栄養を補い通気性を良くしてから使用する。
様々な種類の園芸用土がある中、真砂土は比較的価格が安く手に入りやすいため、気軽に利用できる点がメリットといえる。
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