ガーデニング(園芸)用語辞典
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孫蔓
まごづる孫蔓とは、つる性植物に見られる茎の種類のひとつを意味する。株もとから最初に現れて最も伸びていく茎を「親蔓」もしくは「主枝」と呼ぶ。次に、その親蔓の葉の根もとから伸びる茎を「子蔓」、そして子づるの葉の根もとから伸びる茎が「孫蔓」とされる。つる性植物は、成長のために親づるを伸ばしたままにする物、ある程度の成長点で摘芯する物、または子蔓や孫蔓を摘芯する物など、植物や野菜の種類によって育て方が異なる。例えばゴーヤでグリーンカーテンをつくる場合、親蔓を摘芯することで子蔓の成長を促す。さらに小蔓を摘芯することで孫蔓が育ち、葉が多く茂った日よけに仕上がる。また、メロンやスイカの栽培でも親蔓や子蔓の摘芯が必要となるが、そのタイミングや回数、方法によって実の付き方や収穫量が大きく異なるため、目的に合わせた蔓の摘芯が必要である。
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