ガーデニング(園芸)用語辞典
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枕木
まくらぎ枕木とは、鉄道の線路の下に横に並べて敷く角柱状の材料である。アンティークな風合いがあることから、ガーデニングにおいて人気が高まっており、門柱、アプローチ、花壇、立水栓などに利用されている。
鉄道に使用される枕木は、コンクリート製の物が多くなったことから、ガーデン装飾アイテムとしても市場に出回るようになった。枕木の樹種としては、ユーカリやクリ、ヒノキ、ヒバなど。材質の堅い広葉樹が強度・耐久性に優れ、広く使用されている。天然木は、白蟻の被害や劣化、乾燥による反りや変形などが起こり得るため、腐朽対策としてクレオソート油による防腐処理が日本工業規格(JIS)で規定された。
また、天然木より安価で安全に使用できることから、コンクリート製や軽量な FRP などの素材の人工枕木も開発販売されている。
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