ガーデニング(園芸)用語辞典
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ホルモン剤
ほるもんざいホルモン剤とは、農作物や樹木といった植物の品質向上や収量の安定のために使用される、植物生育調整剤のことを意味する。ホルモン剤は、もともと植物が持っている成長や開花などの生理機能をコントロールする物質(植物ホルモン)を人工的に合成した薬剤。植物ホルモンと同じように、ごく微量でも植物に影響を及ぼし生育などを調節する物である。農薬のひとつに分類されており、稲や畑の作物をはじめ、果樹や花など多くの植物に対して、様々な目的で広く利用されている。
ホルモン剤は、植物の発根、発芽や成長の促進だけでなく、抑制に利用することができる。例えば、稲の根が早く丈夫に育つよう促進したり、芝生が伸びすぎないよう成長を抑えたり、花の開花時期をずらしたりといったように、多くの利用法がある。
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