ガーデニング(園芸)用語辞典
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匍匐性
ほふくせい匍匐性とは、地面を這うように横に伸びていく植物の性質を意味する。「クリーピング」、「這い性」とも言う。
匍匐性植物としてよく知られている「ローズマリー」は丈夫で乾燥に強く、育てやすい。匍匐性ローズマリーは上に伸びることはなく草丈は約30cm。葉が内曲していることと這うように生長する特質を利用して、ハンギングバスケットや高い位置にある花壇の立体的な植栽を演出することができる。
また、耐寒性・耐暑性に優れ、踏まれても丈夫な「ヒメイワダレソウ」やさわやかな香りの「クリーピングタイム」は地面を覆うグランドカバーとして好まれる。
また、花が美しい「シバザクラ」は踏み付けに弱いため、グランドカバーのような用途ではなく傾斜地やロックガーデンに適している。乾燥に強い反面、梅雨や湿気には弱いため開花後の夏前に半分程切り戻すとよい。
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