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ガーデニング(園芸)用語辞典

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  • 保肥力
    ほひりょく

    保肥力とは、土が肥料分や養分を保持する力を意味する。この力は、「陽イオン交換容量(CEC)」という数値で測ることができる。
    土は、電気的にマイナスの性質がある。それに対し、肥料内のカルシウムやマグネシウム等の養分はプラスの性質を持っているため、土壌中のマイナスの電荷が多い程養分を吸着する力が強い。この土壌中の肥料を繋ぎとめる力を「CEC」と呼び、CECの数値が大きい程保肥力が高いと言える。
    保肥力を高め、より良い土作りをするためには、粘土鉱物や腐植等のマイナスの電気が不可欠である。バーミキュライトは、植物の生育に役立つカリウムや鉄分を多く含む粘土鉱物で、土壌改良材としてよく使われる。植物性のバーク堆肥は微生物の働きを促進させることで適度な保水性と肥料成分を保持する効果をもたらす。どちらも肥料とは違い養分を保持していないが保肥力を高めることで結果的に植物の生長を促進させる。

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